『よしりん辻説法』で「健康」についてコンテを描いた。
すると医学的に正しいか否かの話になるので、随分面倒
だということが分かった。
わしは医者にも聞かれる。
「その歳で、なんでそんなに若いのか?」
「なんで血がそんなに若いのか?」
「なにか秘訣があるのか?」
医者の常識を超えてるらしい。
それで素直に思っていることを答える。
すると必ず「医学的にそれは違う」と言い出す。
わしからすれば医学が間違ってるんだろうと言いたい。
ここにすでに人生65年生きて、証明された肉体が
あるのに、それを信じない。
わしが考える健康法が間違っていたなら、もうとっくに
漫画を描けなくなっていたはずだ。
もし仮にわしがこれからガンになって死んだとしても、
65歳でこれだけ描いてりゃ十分だろう。
健康法が悪かったとは言えない。
もしわしが70歳過ぎても描いていたら、非の打ち所の
無い正しすぎる健康法だったと言うしかない。
健康法は自分の生産力で証明するしかないだろう。